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ノミの対策について

ペットのノミ 動物病院では動物の感染症のほか、感染対策のアドバイスも行っております。
気候が暖かくなる時期が近づくと、動物たちのからだを住み処とするダニやノミなどが多くなります。

適切な対策方法を知っていたつもりが、実は間違った対策をしていたという飼い主さんもいらっしゃいます。
しっかりと正しいケアをして、病気につながらないよう対策を心がけましょう。

北九州市の八幡西区にある当院では、フィラリアをはじめとした虫の予防対策や感染症の予防接種、定期健診、救急対応などを行っております。
ノミなどの虫の対処にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

 

実は苦しんでいるペットたち

人間は、虫に刺されると痛みや痒みを覚え、意識的に掻いたり、薬を塗ったりします。
しかし、動物は痒みや痛みを感じていても言葉で言うことができません。
飼い主さんが気付いてくれるまで、我慢しているのです。

犬や猫の場合では、痛みで鳴いたり、後ろ足で掻いたりという行動を示します。
体をしきりに気にしていたり、一部分だけ舐めたり掻いたりを繰り返しているなら体を撫でながらチェックしてあげましょう。
夏場などの虫が多い時期には、虫に取り付かれていないか、刺されていないか気を配ってあげましょう。

 

知っておきたいノミのこと

ノミは、全長5mmしかない小さな昆虫です。
しかし、1mもの跳躍力を持ち、人間や犬、猫などの動物に寄生して血を吸います。

ノミの症状としては、脚を中心に現れることが多く、刺された箇所に赤い斑点が集中してできるという特徴があります。
ノミは、寄生した動物に卵を産みつけて繁殖します。
そのため、ノミに一度寄生されてしまうと駆除しない限り寄生され続けてしまうのです。

その一生は1ヶ月弱と短いものの、産卵から孵化までの期間が短いためとても多くのノミに寄生されてしまうということにもなりかねないのです。
多くのノミに寄生、吸血されると、貧血状態になってしまいます。
また、細菌やウイルスの媒介となることもあり、寄生されたまま放っておくと危険な状態になりかねません。

 

ノミの対策

ノミの対策法としては、ペットに直接付けるタイプと飲むタイプがあります。
直接付けるタイプとしては、直接皮膚に塗る塗り薬タイプがあります。
しかし、塗り薬は塗った後、舌で舐めたり壁にこすり付けたりしてしまう子がいるので効果が薄くなってしまうケースもあります。
飲むタイプの薬では、錠剤のタイプが多いです。

体の中から効果を及ぼすため、塗り薬よりも確実な対策になります。
また、ノミだけでなくダニにも効果があるタイプのものも多いので、外へよく出る犬や猫を飼っている方はノミとダニを家へ持ち込まないようきちんと対策するようにしましょう。