先日、西日本在住の50代女性が
野良猫にかまれた後にマダニが媒介するウイルス感染症
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症し、
死亡したというニュースがありました。
これまでは、森林や草地に生息するマダニに
人が直接かまれることで感染すると考えられていましたが、
今回、哺乳類から人へ感染したとみられる世界初のケースが発表されました。
また、飼い犬、飼い猫からのウイルス検出事例もあるようです。
屋内で飼っているペットの
「SFTS」の発症はまれだと言われています。
が、野生動物との接触を避け、
マダニにかまれないよう注意が必要です。
マダニは、わんちゃん、ねこちゃんのお散歩コース、
子ども達が遊んでいる公園などにも隠れています。
当院にもお散歩コースでマダニが寄生したわんちゃんが来院しています。
マダニのシーズンは成虫の多い春だけだと思われがちですが、
秋にも多く発生します。
お外に出るわんちゃん、ねこちゃんは「ノミ・マダニ」の定期的な予防をお勧めします。
また、もしマダニの寄生を発見しても、無理に取ろうとはせずに
来院されてください。化膿の原因になることもあります(*_*)
当院の看板猫「おあげちゃん」
完全室内飼いですが、念のために予防をしています(^_^)
首の後ろにつけるタイプです。
看板犬の「お絹ちゃん」
おやつタイプで美味しく予防しています(^^♪
ご満悦です(;^ω^)